血液オゾン療法
血液オゾン療法で美しく健康に
オゾンとは
オゾンと聞くと地球を覆うオゾン層のことを思い浮かべる方が多いと思いますが、酸素原子が3つ結合した状態のものをオゾンと呼びます。オゾンは自然界に古来より存在する物質で、ウイルスや細菌の除菌に使われることがあります。
血液オゾン療法(大量自家血液オゾン療法)とは
血液オゾン療法は、点滴療法の一種です。弊院の血液オゾン療法では、患者様自身の血液を弊院では100cc程度採取し、オゾン発生装置によって生成されたオゾンを攪拌し混和させて体内に戻す療法で、大量自家血液オゾン療法とも呼ばれます。
期待される効果とは
血の巡りがよくなり、さまざまな不調が改善されるのはもとより、免疫力、抗酸化力の向上によって、将来の病気を未然に回避することにもつながります。弊院では、美肌効果、健康増進を目的としてオゾン療法を取り入れておりますが、オゾン療法には、様々な疾患に対して効果があると言われています。
- 疲労回復
- 免疫力向上
- 血行改善
- 美肌効果
- 痛みの軽減※
- 慢性疲労※
- 冠動脈疾患
- 血管疾患※
- 癌※
- 急性感染症※
- 慢性感染症※
- 自己免疫疾患※
- 黄斑変性症※
※補助療法としてオゾン療法を併用することで、治療の効果を増強することが期待できます。
オゾン療法の単独治療のみでの疾患の治療はお薦めしておりません。
禁忌
- G6PD欠損症
- 甲状腺機能亢進症(コントロールされていない場合)
- 妊婦
副作用
副作用の発言率については、極めて稀で症状も比較的軽く、倦怠感、抗凝固剤(血液を固まりにくくする薬剤)によるしびれが現れることがあります。
高濃度ビタミンC点滴との併用
高濃度ビタミンC点滴との相性が良いとされております。オゾン療法実施後、続けて高濃度ビタミンC点滴をお受けになられると、高濃度ビタミンC点滴の効果が向上すると言われております。 オゾン療法と高濃度ビタミンC点滴を同時にお受けになられる場合には、お気軽に医師までご相談ください。
オゾン療法の流れ(所要時間 30 – 40分)
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- 1.点滴
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腕に点滴をとります。
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- 2.血液を採取し、血液を活性化
専用のオゾン耐性ボトル(ドイツ製。滅菌機器)内に血液を100mL程度採取し、専用の医療機器(EU内における医療機器として認証されたものです。認証年月日:1993年6月14日)オゾン3%、純酸素97%の混合ガスを注入することにより血液を活性化します。
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- 3.血液を体内にへ戻す
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点滴の要領で体内に戻します。
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- 4.抜針し終了
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点滴が終わりましたら抜針し終了します。
料金
血液オゾン療法
1回 | 3回 | 5回 | |
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血液オゾン療法 | 22,000円 | 62,700円 | 99,000円 |
よくあるご質問
専用ボトルでオゾンと血液を混和することで、血液中の酸素量が増えます。これを血液中に戻すことで、血液中の酸素量が増えます。また、この際に、活性酸素に対抗する抗酸化酵素が増えます。活性酸素は炎症反応を惹起するため、活性酸素を減らすことにより、免疫力を調整したり、高めたりします。また、炎症を抑える働きが高まります。
およそ30分―40分ほどです。
個人差はありますが、約2週間から4週間ほどといわれています。健康な方がアンチエイジング目的で受けられる場合は、2-4週間に1回、がんやアトピー性皮膚炎など基礎疾患の治療の補助目的で受けられる場合は、開始時は週に1-2回を約1か月程度おこない、症状がよくなってきたら、徐々に間隔をあけていくことをお薦めします。
約50年以上の歴史を持ち、欧米諸国、特にヨーロッパ諸国で広く行われております。特にドイツでは保険適応になっていることもあり、年間に約100万人以上の方々が利用されている治療法です。
お一人お一人にドイツから輸入している新品の専用器具を使用し、使用後は破棄しますので感染のリスクは全くありません。
ドイツ製のオゾン療法専用のオゾン生成機械を用いて行います。また、発生されたオゾンは外気に触れることなく、ボトル内にのみ貯留し、血液と混ざった後、オゾンは酸素分子を放出し血液を酸素化し、酸素分子を放出したオゾンは水分子となりますので、体内にオゾンが入ることはございません。この酸素化された血液が体内に点滴されることにより、活性酸素を抑制し、様々な効果を引き出す療法です。点滴後ボトルに残った気体にオゾンは残っていませんが、ボトルごと医療廃棄物として廃棄いたします。
日本では保険適用されていません。ドイツなど、欧州の一部では保険適用となっており、欧州ではオゾン療法の専門病院が存在し、安全な治療法として定着しております。
副作用・禁忌・未承認医薬品等の明示
- 副作用・リスク
- 副作用の発言率については、極めて稀で症状も比較的軽く、倦怠感、抗凝固剤(血液を固まりにくくする薬剤)によるしびれが現れることがあります。
- 禁忌
下記の方は血液オゾン療法をお受けいただけません。
- G6PD欠損症
- 甲状腺機能亢進症(コントロールされていない場合)
- 妊婦
- その他
- この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。本治療に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。同一の作用があり、日本国内で承認を受けているものはありません。
この記事の監修者

木嶋 晶子(きじまあきこ)
咲愛会 きじま皮フ科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士 日本皮膚科学会専門医 日本アレルギー学会専門医
神戸大学医学部医学科卒業
皮膚科、アレルギー科、 美容皮膚科を中心に、一人ひとりの状態を考えて、オーダーメイド皮膚医療を行うことを心がけています。
一人ひとりが輝けるよう、 皮膚のお悩みをサポートしていきたいと考えています。
当院は予約制です
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