美容診療
Cosmetic dermatology
眼の下のくま
治療法について
この記事の監修者
木嶋 晶子(きじま あきこ)
咲愛会 きじま皮フ科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士・日本皮膚科学会専門医・日本アレルギー学会専門医
神戸大学医学部医学科卒業
皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科を中心に、一人ひとりの状態を考えて、オーダーメイド皮膚医療を行うことを心がけています。
一人ひとりが輝けるよう、皮膚のお悩みをサポートしていきたいと考えています。
くまの治療
当院ではくまの種類によって最適な治療法でお悩み改善のお手伝いをいたします。
なかなか判断のつきにくいくまの種類。
自己判断で間違ったケアをする前に、ご相談ください。
くまの種類によって最適な治療法で、お悩み改善のお手伝いをいたします。
青くま
インディバで皮膚の新陳代謝を高め、血行を改善し症状を軽減させます。
青くまの治療・予防には睡眠や生活習慣の改善も大切となります。
インディバとは
インディバとは高周波をもちいた温熱療法です。CET高周波温熱療法器は、高周波(RF)エネルギーによって生体組織深部に効率的に温熱作用を及ぼし、自律神経を活発化し、消化器官系の働きを整え、血行促進、細胞活発化、また活性酸素除去などに効果を発揮します。
自律神経系・免疫系のバランス調整や体内に蓄積した有害物質の排出(デトックス)やさらには内臓脂肪を減少させることにも効果があります。
【インディバ 副作用・リスク】
インディバに大きな副作用はありませんが、施術後、数時間は体がほてる状態が続く可能性があります。その際は、こまめに水分補給をしてください。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。同一の作用があり、日本国内で承認を受けているものはありません。
〇諸外国における安全性等に係る情報の明示
米国FDA承認
茶くま
茶くまを消すにはレーザー治療が一般的です。ただ、影くまとの混在など状況に応じた治療法を選択します。
Qスイッチルビーレーザーとは
Qスイッチルビーレーザーは、黒いメラニン色素に吸収される694nmの波長で色素細胞だけを破壊し、正常組織のダメージを最小限にして、シミやあざなどの色素を破壊することができます。メラニン色素のみに作用しますので、周囲の正常な皮膚を傷つけにくいのが特徴です。
浅い部分のシミ・そばかすから、深い部分の青あざ、タトゥーなどに効果が期待でき、治療後は1週間ほどで照射部分がかさぶたとなってポロリとはがれ落ちます。
【Qスイッチルビーレーザー 副作用・後遺症】
■炎症後色素沈着
皮膚のメラニン色素を破壊する時に生じる熱により、熱を生じ軽いやけど状態になります。そのヤケドのために起こってくるのが炎症後色素沈着です。
治療後2週間ほどでシミのとれた後の赤みが肌の色に戻ります。
治療後2週間ほどでシミのとれた後の赤みが茶色みに変わってきます。その茶色みは元のシミの色より薄い場合と濃くなる場合があります。老人性色素斑の場合、約半数の方に炎症後色素沈着が生じるとされています。
肝斑が混在している場合やアフターケアが不適切な場合は、炎症後色素沈着が起こりやすいとされています。
炎症後色素沈着は最長でも1年で消失します。
当院では少しでも炎症後色素沈着を減らすため、紫外線条件での写真撮影を行い肝斑を見逃さないようにしたり、症例によってはレーザー治療前にトレチノインゲルやハイドロキノンゲルを外用していただいたり、アフターケアをしっかり行っていただいたりすることにより治療後の色素沈着がなるべく起こらないよう十分に配慮しています。
■色素脱失(肌の色が白く抜けてしまうこと)
効果を求めて強いレーザー光を照射することにより色素脱失生じることがあります。当院で採用しているThe Ruby Z1は照射野に均等な強度でレーザー光を照射できますので、適正な強度で治療行うことにより色素脱失が起こる可能性を少なくしています。
色素脱失は生じてしまうと元には戻りません。
■トレチノインやハイドロキノンによる接触皮膚炎(かぶれ)
トレチノインやハイドロキノンによる赤み、カサカサ、かゆみが起こることがあります。
トレチノインでは慣れるまでほぼ全員に生じますが、程度がひどければ中止や濃度を薄めます。ハイドロキノンでも稀にかぶれが生じる場合がありますが、その場合、中止の上、医師にご相談ください。
厚生労働省の認可を受けたQスイッチルビーレーザーです。安心して施術をお受け頂けます。
影くま
ヒアルロン酸注入で目の下の陥凹部分を解消することで、影を薄くする治療が効果的です。
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸注入療法は、法令線などの、しわのみに注入し、法令線の溝を目立たなくさせるという方法です。メスを使わずに理想の美しさに近づけるエイジングケア施術の1つです。生体内に存在している成分「ヒアルロン酸」を気になる部位に直接注入することにより、しわの改善や輪郭形成などを行う治療法で、アレルギー反応を起こす可能性はほどんどなく、安全にその場ですぐに効果を実感できます。
【ヒアルロン酸注入 副作用・リスク】
注射による治療のため、個人差により数日間、針穴が内出血(針穴、青アザ)することがあります。ほとんどメイクでカバー可能です。
厚生労働省にて承認を受けたヒアルロン酸治療です。
〇諸外国における安全性等に係る情報の明示
米国FDA承認。
リジュランアイ
■リジュランアイ
ポリヌクレオチドを有効成分とし、肌の根本部分から若返り・お肌の自己再生を促す注射です。
皮膚組織を再生、修復することで肌を若返らせる治療です。目の周りの小じわであったり、目の下にできるクマやくすみなどを改善したい方におすすめです。
*全て手打ち法で、麻酔後ドクターが細かく手打ち注入します。
【リジュランアイ 副作用・リスク】
リジュランアイは注射による治療のため、個人差により数日間、針穴が内出血(針穴、青アザ)することがあります。ほとんどメイクでカバー可能です。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。
同一の作用があり、日本国内で承認を受けているものはありません。
諸外国においても未承認であり、すべてのリスクが明らかになっていない可能性がありますが、これまで重篤な副作用、トラブルの報告はありません。