美容診療
Cosmetic dermatology
メディカルアートメイク
眉毛はお顔の印象を決める重要なパーツです。
骨格にあった、左右均等なバランスのとれた眉毛がよいとされていますが、毎日、理想の眉毛をメイクで描くのは大変です。
医療アートメイクとは、医療用の針により、皮膚の浅い層に専用の色素を入れることで皮膚に色を付ける方法です。
表面麻酔により痛みも少なく、水でおちることのない美しいメイクを平均約2回程度の施術で手に入れることができます。(皮膚の代謝のスピードによって定着するまでの回数に個人差はございます)
刺青と違って、皮膚の浅いところに色素を入れますので、約2年程度でターンオーバーにより徐々に薄くなって落ちていきますので、定期的なメンテナンス(リタッチ)は必要となりますが、流行によって形をかえることができることが刺青と異なる大きなメリットです。
お顔のお仕上がりのお好みは様々なので、当院ではカウンセリングを大切にしております。
イメージ、ご希望をじっくり伺ってから(モチ重視、自然さ重視など)、お一人お一人の目の形、骨格のバランスと合わせてデザインをご提案し、お仕上がりの種類をご一緒に決めていきます。
ご希望に応じて3種類の技法からお選びいただいております。
治療法について
3Dブロウズ
眉毛を1本1本描き彫り、ご自身の眉のような自然なお仕上がりになるのが特徴です。「microblading」という技法をもちいております。
毛のない部分にも、毛があるように見せます。毛の色に合わせて描くため、黒っぽい仕上がりになります。全く毛がない方よりも、ある程度自分の毛がある方のほうが自然に見えます。
「メイクをした眉」というよりも、「すっぴんで眉毛がある」というお仕上がりになります。
アートメイク後も、きっちりメイクが必要な場面では、パウダーを乗せるなどの眉メイクを行う必要がありますが、メイク流行りによって、細かい部分を調整する幅を残したい方には最適です。
<こんな方に向いています>
□ナチュラルな眉がお好みの方
□すっぴんでも浮かない眉をご希望の方
□お化粧でアレンジを楽しみたい方
□自眉毛が全体的にあるが薄い方
□自眉毛が部分的に少ない箇所があり、間を埋めたい方
□眉の癖や左右差が少ない方
4Dブロウズ
パウダー眉の上に、毛を1本1本描くことで、立体感のあるお仕上がりになります。
当院では2回に分けて4D仕上がりにしていきます。
1回目施術:パウダー仕上がりで、眉の形を作ります。
2回目施術:毛並みを描きます。
パウダー眉に比べて、薄くなるのは早いです。3Dストロークと比べて、毛があまりない方にも施術可能です。
<こんな方に向いています>
□自眉毛が全体的にあるが、薄い方
□自眉毛が部分的になく間を埋めたい方
□眉の癖や左右差が少ない方
□眉毛の一本一本の毛の色は黒に近い茶色でよい方(パウダー部位は色を調整、グラデーションできます)
【副作用・リスク】
多少の痛みと出血を生じます。一時的に赤みやはれ、色が濃く出ることがあります。アートメイク後のMRI検査は熱感や熱傷を起こす危険性があります。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。同一の作用があり、日本国内で承認を受けているものはありません。
〇諸外国における安全性等に係る情報の明示
米国FDA認可の植物性の色素を使用
この記事の監修者
木嶋 晶子(きじま あきこ)
咲愛会 きじま皮フ科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士・日本皮膚科学会専門医・日本アレルギー学会専門医
神戸大学医学部医学科卒業
皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科を中心に、一人ひとりの状態を考えて、オーダーメイド皮膚医療を行うことを心がけています。
一人ひとりが輝けるよう、皮膚のお悩みをサポートしていきたいと考えています。
パウダーブロウズ
メイクしたようなお仕上がりで、メイクの手間が省かれるので、朝のメイクの時間が短縮されます。眉頭は濃くなりすぎないように、眉山、眉尻はラインがでるように、ぼかしながらグラデーションで色をいれていきます。
<こんな方に向いています>
□色もちがいいので、長くアートメイクをもたせたい方
□明るい茶色の眉がご希望の方
□薄くふんわりした眉がご希望の方
□濃くしっかりと色を入れたい方
□メイクの手間をできるだけ省きたい方
□細かい調整がしやすいので、左右差があったり、癖が強い方
□細かい部分が気になる方、できるだけ左右を揃えたい方