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2026.09.19

Dr BLOG

秋のシミ治療🍠

肝斑・シミ取りレーザー・ハイドロキノンの選び方

秋のシミ治療は今が始めどき?

肝斑・シミ取りレーザー・ハイドロキノンを皮膚科専門医が解説

 

秋になると、

「夏の間にシミが濃くなった気がする」

「シミ取りレーザーを受けたい」

「肝斑かどうかわからない」

というご相談が増えてきます。

紫外線量が比較的落ち着く秋は、美白治療やレーザー治療を始める方が多い時期です。

しかし、シミ治療で最も重要なのは、すぐにレーザーを行うことではありません。

実は一口にシミといっても種類によって治療法が異なり、

肝斑を伴う場合にはレーザー治療より先にスキンケアや外用治療が必要になることもあります。

今回は、皮膚科専門医の視点から、

  • シミの種類
  • シミ取りレーザーだけでは不十分な理由
  • ハイドロキノンやレチノールの役割
  • 当院おすすめのスキンケア

についてご紹介します。

シミにはさまざまな種類があります

患者様が「シミ」と思っているものでも、実際には複数の疾患が混在していることが少なくありません。

代表的なものは、

  •  老人性色素斑(一般的なシミ)
  •  肝斑
  •  そばかす(雀卵斑)
  •  炎症後色素沈着
  •  脂漏性角化症
  •  両側性遅発性太田母斑様色素斑(ADM)

などです。

特に女性に多い肝斑は、頬や額など左右対称に現れやすく、一般的なシミと見分けが難しい場合があります。

そのため、

「シミ取りレーザーを受けたい」

と思っていても、まずはどの種類のシミなのかを診断することが大切です。

肝斑がある場合はシミ取りレーザーに注意

シミ取りレーザーは非常に有効な治療ですが、すべてのシミに適しているわけではありません。

特に肝斑が強く存在する状態では、刺激によって色素沈着が悪化する場合があります。

そのため当院では、

  •  シミの種類を診断
  •  肝斑の有無を確認
  •  治療計画を作成

した上でレーザー治療を検討しています。

シミ治療は、

①  「まず診断」

②  「次に治療方法の選択」

が基本です。

なぜシミ取りレーザーだけではダメなの?

レーザーは現在ある色素を除去する治療です。

一方で、

  •  紫外線ダメージ
  •  摩擦刺激
  •  肝斑
  •  肌のターンオーバーの乱れ

などの原因が残っていると、再びシミが生じることがあります。

そのため当院では、

  •  レーザー治療
  •  内服治療
  •  美白外用剤
  •  紫外線対策

を組み合わせた総合的なシミ治療をご提案しています。

シミ治療では、

「取る治療」 だけでなく、

「繰り返さない治療」

も同じくらい重要なのです。

 

秋のシミ治療がおすすめな理由

秋はシミ治療を始めるのに適した季節です。

夏に比べると紫外線量が落ち着き始めるため、

  •  シミ取りレーザー
  •  ハイドロキノン治療
  •  レチノール治療
  •  肝斑治療

などを計画的に進めやすくなります。

もちろん紫外線対策は一年中必要ですが、秋から冬にかけては治療を継続しやすい時期といえるでしょう。

 

 

シミ治療を支えるハイドロキノンとトレチノインおよびレチノール

ハイドロキノンとは

ハイドロキノンは、美白治療で広く使用されている外用成分です。

メラニン生成にアプローチし、

  •  老人性色素斑
  •  色素沈着
  •  レーザー治療後のホームケア

などで使用されることがあります。

当院ではお肌の状態に合わせて使用方法をご案内しています。


トレチノインおよびレチノールとは

トレチノインおよびレチノールはビタミンA誘導体の一種です。

お肌のターンオーバーを整え、

  •  ハリ感
  •  ツヤ感
  •  肌質改善

を目的としたスキンケアとして使用されます。

シミ治療そのものだけでなく、美肌治療の一環として取り入れられることも多い成分です。

ただし刺激感を伴う場合があるため、医師の指導のもとで適切に使用することが大切です。

 

医師がおすすめするシミ治療美白スキンケア3選

① HQクリア(ガウディスキン)

ハイドロキノン配合の美白外用剤です。

シミ治療の基本となる製品のひとつであり、レーザー治療後のホームケアとしても活用されています。


② シスペラ

システアミンを主成分とした医療機関専売製品です。

肝斑や炎症後色素沈着などでご相談いただくことが多く、美白治療の選択肢の一つとして活用されています。


③ コジブライトショット

高濃度の安定型コウジ酸誘導体。

ハイドロキノンが合わない肌質の方の美白におすすめです。

 

 

よくある質問

Q. シミは化粧品だけで改善しますか?

シミの種類によります。

外用治療のみで改善が期待できる場合もありますが、シミ取りレーザーが必要となるケースもあります。

まずは診察による診断が重要です。


Q. 肝斑があってもレーザー治療は受けられますか?

お肌の状態によります。

肝斑は、レーザー治療による刺激で悪化することがあるため、

肝斑が強い場合には、先に内服や外用治療を行い、状態を整えてからレーザー治療を検討します。


Q. ハイドロキノンとレチノールは一緒に使えますか?

お肌の状態によっては併用することがあります。

併用することにより、より透明感のある素肌を目指せますが、個人差が大きく、刺激が出る場合もあるため、自己判断ではなく医師の診察をおすすめします。

 

この記事の監修者

木嶋 晶子

木嶋 晶子(きじまあきこ)

咲愛会 きじま皮フ科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士 日本皮膚科学会専門医 日本アレルギー学会専門医
神戸大学医学部医学科卒業

皮膚科、アレルギー科、 美容皮膚科を中心に、一人ひとりの状態を考えて、オーダーメイド皮膚医療を行うことを心がけています。
一人ひとりが輝けるよう、 皮膚のお悩みをサポートしていきたいと考えています。

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