本日は、第二回北阪神皮膚疾患セミナーに出席して参りました。

アトピー性皮膚炎について、恩師である、大阪はびきの医療センター　片岡葉子先生のご講演でした❣️

 

アトピー性皮膚炎の新薬について、

昨今、デュピクセント、オルミエント、リンヴォック、ミチーガ　などなどと、色々なお薬が登場してきています。

 

一体、どのお薬をどんなタイプのアトピー性皮膚炎に合うのか？

 

お薬の種類が多くなってくると、このような疑問が出て参ります。

 

普段、疑問に思うこと、どうしたらいいか迷うケースなど、色々と溜め込んでいたことなどなど、

 

片岡先生に思う存分質問し、

アトピー性皮膚炎についてお話を伺うことができ、

本日も、いつもながらに感銘をうけました✨

 

どんな新しいお薬がでたとしても、

まず第一に大切なことは、

外用療法。

 

なぜよくならないのか？

もしかしたら、外用療法が不十分だからなのではないだろうか？

 

外用療法を見直すだけで、改善する患者様のなんと多いことか。

 

それも、できるだけ早期に介入して、

軽症のうちにしっかりコントロールすることがいかに重要か。

 

外用療法で改善しない場合には、光線療法もあり、

 

それでも重症となってしまった場合に、新しいお薬による全身療法の導入を検討する。

 

その場合は、

まずはデュピクセント導入を検討することが第一であり、

それでも難治な場合、JAK阻害剤という選択肢がある。

 

また、結節性痒疹だけが遷延している場合や、

ご高齢の瘙痒の強いタイプにはミチーガが検討される。

 

様々な症状の出方がありますが、

 

『患者様の体の中で、一体何が起こってるのか、よく観察し、よく考えること。』

 

皮膚科スペシャリストとして必要なスキル、

AIでもできないような情報の統合

 

聴いて、目で見て、触って、想像する✊

 

そのような皮膚科医でありつづける努力の継続が大切だと感じました‼️

 

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