• ユーシービージャパン株式会社　主催

『北阪神　乾癬治療を考える会』

宝塚市立病院　山本　哲久先生　ご講演

 

の座長を務めてまいりました☺️

 

宝塚市立病院のリウマチ科　主任部長
萩原　敬史先生のご講演とのコラボレーションでした。

 

関節症性乾癬は、乾癬患者様の、約10.5%を占めます。

 

皮膚症状が関節症状に先行する場合もありますし、

関節症状が皮膚症状に先行する場合もあります。

 

診断治療が遅れると、関節破壊が進み、生命予後の悪化や労働生産性の低下がみられることが知られています。

 

私が医師になりたての時代には、関節症状に効果のあるお薬はメトトレキサートやシクロスポリンくらいしかありませんでしたが、

ここ数年で、新しい生物学的製剤が次々に世に出てきて、

関節症状があっても、早期治療することで

昔と比べ、非常に経過が良くなってきております。

 

リウマチ科　と連携し早期診断、治療に繋げていきたいと思います✊

 

👓本日の勉強のまとめ📗

#尋常性乾癬
のなかで、皮膚だけでなく関節症状をきたすものを
#関節症性乾癬
と呼びます。

罹患する関節の部位や、関節破壊の進行の仕方が、慢性関節リウマチとは異なります。

皮膚症状か先行するケースも多いため、

尋常性乾癬は皮膚の病気だけだと思わず、全身の炎症を起こす可能がある疾患だと考えて経過をみていくことが大切です。

とくに、リスクの高いケースをスライドにまとめました。

また、症状のコントロールが悪い場合、心筋梗塞などの心血管イベントのリスクが高くなることが知られています。

皮膚症状のコントロールが悪い場合や、
関節が痛い場合には、

ビンゼレックス、シムジア、トレムフィア

などの　生物学的製剤　の投薬を前向きに検討しましょう✨

 

 

 

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