美容診療
Cosmetic dermatology
肝斑・くすみ
肝斑
30~40歳代からみられることが多いシミです。
左右対称性に頬に生じることが多く、境界が不明瞭なことも特徴の一つです。
▼ 主な治療方法
イオン導入、 ケミカルピーリング、ゼオスキン、e-Plus SR(フォトRF)
治療法について
ZEO SKIN(ゼオスキン)について
トレチノイン・レチノールというビタミンA,とともに、ハイドロキノンという美白剤を併用する外用療法による美肌・シミ・そばかす・ちりめんジワ・毛穴・肝斑治療です。
当院では、画像診断を毎回行いながら、一人一人の肌質に合わせて、オーダーメイドで外用方法を提案しています。
コツコツ外用を積み重ねて行ける方、肌全体を改善させていきたい方に向いています。また、他の施術と併用することができますので、診察時にご相談ください。
コース
効果 | ダウンタイム | |
---|---|---|
セラピューティックコース | 効果大 | 約4か月間のダウンタイム |
マイルドコース | 効果はやや薄まる | ダウンタイム小 |
治療の流れ
1.スタッフによるカウンセリング
2.記録写真撮影(肝斑の有無もチェックします。)
3.医師による診察にて、ゼオスキンご希望で適応がある場合は、治療方法についてのご説明をいたします。一人一人のご要望に合うように、ゼオスキンのメニューをカスタマイズしてご提案いたします。
4.お薬(トレチノインもしくはレチノール)の処方とともに、ゼオスキン商品をご購入いただきます。
5.毎日1日2回、指定された順番で外用療法を続けていただきます。
6.セラピューティックコースの場合は、1週間後と、1か月に1回、定期受診が必要です。
e-Plus SR(フォトRF)について
~ダウンタイムNGの方 肝斑合併や日焼けがないか、もしくは軽度の方向き~
ワントーン明るい素肌へe-Plus SR(フォトRF)
e-plusはシネロン社史上最高スペックの最新オールインワン治療器です。パルスライト(SR)・赤外線(サブライム)・ダイオードレーザー(モチーフIR)とRF(高周波)の相乗効果でそれぞれのヘッドを使い分けて、患者様のお悩みに合わせた治療を行っております。
特にSR(フォトRF・オーロラなどの治療器の最新版)という種類のヘッドは、しみ、そばかす、赤ら顔、小じわ、美肌、若返り治療に最適です。
SRはIPL(フォトフェイシャル®)とRF(高周波)を同時に照射し、肌にダメージを与えることなく肌の奥深くまでエネルギーを浸透させることで、しみやそばかす、赤ら顔が改善され、理想的な美肌効果をもたらします。
IPLが表皮のメラニン色素に作用して、しみ・くすみを取り、赤ら顔、血管拡張症の血管にダメージを与え、RFは真皮の繊維芽細胞を刺激してコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などを増生させて、毛穴を引き締め、張りのあるお肌を作ります。
従来の光治療と同様に痛みも少なく、ダウンタイムのない治療なので施術直後より効果が実感できお化粧してお帰り頂けます。3週間毎の治療がお勧めです。
治療の流れ
1.スタッフによるカウンセリング
2.記録写真撮影(肝斑の有無もチェックします。)
3.医師による診察。
4.SR施術ご予約をお取りします。
5.施術予約日にご来院いただき、メイクオフ後施術いたします。
6.反応したシミは、うっすらとカサブタになりますが、1週間程度でポロポロと自然にとれますので、めくったり、こすったりせず、保湿とサンスクリーンをしっかり行ってください。
7.1か月に1回、5回程度定期的に受けられることで、濃いいシミが薄くなり、キメ、ハリ、透明感がアップし、全体的にワントーン明るい素肌になっていきます。
施術後のマイクロクラスト
e-Plus SR(フォトRF)施術後1週間
反応したシミはマイクロクラストという小さなかさぶたがうっすらつきますが、1週間程度でポロポロと自然にとれますので、めくったり、こすったりせず、保湿とサンスクリーンをしっかり行ってください。施術後、1か月程で全体にしみがうすくなります。
1か月に1回、5回程度定期的に受けられることで、濃いいシミが薄くなり、キメ、ハリ、透明感がアップし、全体的にワントーン明るい素肌になっていきます。
【e-Plus SR(フォトRF)副作用・リスク】
肌が弱い人や敏感肌など個人差により照射後の皮膚の発赤、ほてりがあります。その場合、照射後に肌を冷やしていただくと数分~数十分程度でほとんど赤みやほてりは落ち着きます。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。同一の作用があり、日本国内で承認を受けているものはありません。
〇諸外国における安全性等に係る情報の明示
米国FDA承認。
この記事の監修者
木嶋 晶子(きじま あきこ)
咲愛会 きじま皮フ科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士・日本皮膚科学会専門医・日本アレルギー学会専門医
神戸大学医学部医学科卒業
皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科を中心に、一人ひとりの状態を考えて、オーダーメイド皮膚医療を行うことを心がけています。
一人ひとりが輝けるよう、皮膚のお悩みをサポートしていきたいと考えています。
イオン導入とは
イオン導入は、一般的に塗布するだけでは、浸透性の低い水溶性の成分を皮膚の深部に浸透しない「しみ」、「しわ」、「ニキビ」「にきび痕」などの改善に微弱な電流を流すことで、数倍~数十倍浸透させることができる治療です。
【イオン導入 副作用・リスク】
ビタミンC・Eやトラネキサム酸などが肌に合わない場合は赤みや湿疹が出ることもありますが、可能性としてはわずかです。イオン導入で使うのは微弱な電流のため、痛みはほぼ感じません。中にはピリピリ感を感じる方もいますが、人体に影響はありません。
ペースメーカーの方、妊娠している方、心臓病の方、内服・通院中の不整脈は施術が受けられません。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。同一の作用があり、日本国内で承認を受けているものはありません。
〇諸外国における安全性等に係る情報の明示:なし
ケミカルピーリングとは
ケミカルピーリングとは、フルーツ酸やグリコール酸、乳酸などの酸を塗り、酸を使ってお肌の表面を溶かしたり剥離したりするのがケミカルピーリングです。通常、お肌の角質層は新陳代謝によって新しい細胞が生まれると古い細胞は自然に剥がれ落ちていきますが、生活習慣の乱れなどによってこのサイクルに狂いが生じると、古い角質がいつまでも表面に残ってしまいます。薬剤の力で皮膚の角質層~表皮上層部を剥がれやすくし、これらの作用により、しみやくすみ、にきびの改善に効果があります。などを改善させていきます。
【ケミカルピーリング 副作用・リスク】
わずかにピリピリした感じやかゆみが残ることがありますが、徐々になくなります。治療後は、お肌の状態がデリケートになるため、乾燥対策(保湿)や紫外線対策(日焼け止め)が必要になります。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。同一の作用があり、日本国内で承認を受けているものはありません。
〇諸外国における安全性等に係る情報の明示
米国FDA承認